空気が乾燥していても、お肌の水分量は30%程度の保たれています。
それは、角質細胞間脂質と呼ばれるものが角質細胞の間を埋めてつなぎ合わせているからです。
角質細胞間脂質といってもいろいろな物質があります。
皆さんが良く耳にするコラーゲンやヒアルロン酸も角質細胞間脂質の一つです。
ただし、角質細胞間脂質の約40%をセラミドと呼ばれる物質が占めています。
セラミドは乾燥肌対策の化粧水や美容液、クリームなどに配合されている保湿成分として有名ですよね。
この保湿成分が正常な状態に無いことが乾燥肌の原因です。
保湿成分が減少すると、お肌の水分量が減少します。
そしてお肌のバリア機能が低下して、外の刺激でお肌が反応して痒くなります。